ガクチカって何?本格的に就活を始める前に知っておこう

ガクチカって?

就活の話をしていると、「ガクチカ」という言葉を耳にすることがあります。

ガクチカとは、「学生時代に力を入れたこと」の略です。

(就活生の間で2014年から使われだした言葉のようです。
学生の個性や経験を重視する傾向が強まったことが背景にあります。)

面接やエントリーシートでは定番のテーマで、聞かれる場面はとても多いです。
でも、大学2〜3年生のうちはまだ、

「胸を張って話せることがないかも」
「今やっていることはガクチカとしてアピールできるのかな」
「これから何をすればいいんだろう」

と感じる人も多いのではないでしょうか。

そんな人に伝えたいのは、ガクチカは、
就活直前に思い出して急に作るものではなく、今から大学生活の中で少しずつ育てていくものだということです。
本格的な就職活動が始まっていない今だからこそ、これからの行動次第で、ガクチカとして話せる経験は十分増やしていけます。

今回は、今のうちに知っておきたいガクチカの考え方と、引き出しを増やすためにできることを紹介します。

ガクチカは「すごい実績」だけじゃない

まず知っておいてほしいのは、何か特別な実績がないといけないわけではない、ということです。

派手で分かりやすい実績も確かにガクチカです。
しかし、たとえばこんな経験もガクチカになります。

アルバイト
サークル活動
ゼミや研究
授業や課題への取り組み
ボランティア
インターン
資格の勉強
学園祭やイベント運営
趣味や個人で続けてきたこと

企業はどうしてガクチカが気になるの?どこを見ているの?

企業は、ガクチカを通して、「この学生はどんな人なのか」を知ろうとしています。

何を考えたか
どんな工夫をしたか
どんな壁にぶつかったか
どう乗り越えたか
そこから何を学んだか

つまり、
興味関心
課題への向き合い方
人柄や強み
入社後どう活躍できそうか

という部分です。

ガクチカで大切なのは、経験の大きさより、経験との向き合い方です。

企業は、
「すごい経験をした人を探している」というより、
「自分なりに考えて行動してきた人かどうか」を知りたいのです。

同じアルバイトでも、なんとなく続けた人と、「もっと良くするにはどうしたらいいか」を考えながら取り組んだ人では、話せる内容が大きく変わります。
だからこそ、大学2〜3年生の今が大事なのです!

今の時期なら、
今やっていることを深める
新しいことに挑戦する
経験の意味を意識して動く

ことができます。

つまり、今は過去の経験を探す時期であると同時に、これから話せる経験を増やしていける時期でもあります。

ガクチカは、ある日突然できあがるものではありません。
毎日の小さな行動や工夫の積み重ねが、あとからガクチカになります。

ガクチカの“引き出し”が多い人は強い

就活では、ひとつの経験だけで戦うより、いくつかの引き出しを持っている人のほうが強いです。
なぜなら、

企業や職種に合わせて話す内容を変えやすい
自分の強みをいろいろな角度から伝えられる
面接で深掘りされても答えやすい

からです。

たとえば、同じ「協調性」が強みでも、

サークルで後輩をまとめた経験
アルバイトで周囲と連携した経験
ゼミでグループワークを進めた経験

のように複数の経験があると、
自分の強みに説得力が出ます。

逆に、ひとつしかないと、その経験だけに頼ることになってしまいます。

だからこそ、大学2〜3年生の今はガクチカの完成を急ぐより、“引き出しを増やすこと”を意識するのがおすすめです。

今やっていることも、ガクチカの材料になる

「新しく何かすごいことを始めないと」と思う必要はありません。
まずは、今すでにやっていることを見直してみてください。
日常の中にも、ガクチカの材料はたくさんあります。

大事なのは、その経験にどう向き合うかです。

同じ活動でも、

自分なりに目標を持つ
課題を見つける
小さく工夫する
周囲との関わり方を意識する
振り返って学びを言葉にする

これだけで、経験の深さは大きく変わります。

ガクチカになる経験は、どう増やす?

ここからは、大学2〜3年生のうちにできる
「ガクチカの引き出しの増やし方」を紹介します。

  1. 今やっていることに“目的”を持つ

まず大事なのは、今やっていることをただ続けるのではなく、少しだけ目的を持って取り組むことです。
「自分はこの活動の中で何を良くしたいのか」を持つだけで、ガクチカの中身はぐっと深くなります。

  1. 小さくても、自分なりの工夫をしてみる

ガクチカでは、結果だけでなく、自分で考えて動いたことが大切です。
だからこそ、小さくてもいいので工夫してみることが重要です。派手ではなくても立派な材料になります。
「自分で考えて改善した経験」は、多くの企業が面接で知りたいポイントです。

  1. 少しだけ、新しい環境に入ってみる

今の経験を深めることも大切ですが、引き出しを増やしたいなら、少し新しいことに挑戦してみるのもおすすめです。
新しい環境に入ると、初めての役割や、新しい人間関係、うまくいかない経験にも出会います。
でも、そうした経験こそ、あとから振り返るとガクチカの材料になりやすいです。

「少し気になる」くらいのもので十分です。
完璧に目的が決まっていなくても、動いてみることに意味があります。

  1. 経験を振り返る

せっかく良い経験をしても、振り返らないと就活のときに思い出せないことが多いです。
だからこそ、日頃から簡単にメモしておくのがおすすめです。

たとえば、

何を頑張ったか
何が大変だったか
どう工夫したか
周りにどう働きかけたか
何を学んだか

これらをスマホに少し残しておくだけで、あとからガクチカを整理しやすくなります。
経験は、振り返って初めて「話せる経験」になります。


身近な経験の中にもガクチカの種はあります。
「何をしたか」だけでなく、その経験の中で自分がどう動いたかです。

今、意識してほしいこと

今の時期は、まだ“完成したガクチカ”を持っていなくても大丈夫です。
それよりも大切なのは、

自分が頑張れそうなことに気づく
今ある経験を少し深める
新しい経験にも触れてみる
振り返って言葉にする習慣をつける

ということです。

本格的な就活が始まってから、急に何か大きな経験をするのは難しいです。
でも、今から少し意識して動けば、1年後には話せることがかなり増えているはずです。

ガクチカは、特別な人だけが持つものではなく、
今の経験に意味を持たせて、自分なりに行動した人の中に生まれるものなのです。

まとめ

大学2〜3年生の今は、ガクチカのエピソードを完成させる時期というより、引き出しを増やしていく時期です。
大きな実績がなくても、これからの経験の積み重ねで、引き出しはしっかり増やしていけます。

本格的な就活が始まる前の今だからこそ、できることはたくさんあります。

「何かすごいことをしなきゃ」と考えすぎなくて大丈夫です。
まずは、今の自分の生活の中で、少しだけ意識を変えてみることから始めてみてください。

その小さな行動が、これからのガクチカにつながっていくはずです。

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